秋分を迎えて、ようやく夏の終わりを感じる朝晩になってきましたね〜
市場は、まだまだ夏の野菜ばかりで、しかも種類も数もとても少ない。
野菜選びは難しい季節です。
夜が昼より長くなり、日が暮れるのが早くなりましたよね。
あんなに夏の湿度に不快感を感じていたのに、しっかり乾燥も始まり粘膜の潤いをケアしないと、腸や喉、皮膚などの乾燥をわずかですが感じます。
皮膚や粘膜を潤す食材には、白ゴマ、白キクラゲ、卵、山芋、チーズ、牛乳、豆乳等がオススメです。
涼しくていっぱい遊んであげたい朝晩ですが、過剰な運動は体力を消耗してかえって体調を崩す事になります。
夏から秋、秋から冬という季節の移り変わりに合わせて、スムーズに移行できるように、上手に体調管理をしましょうね。
今週は乾燥のケアと夏の終わりの最後のケアとして、こもった熱取り、要らぬ水出しを意識して仕込みます。
<今週のラインナップ>
⚫︎野菜/ハトムギと野菜のスープ
⚫︎お肉/鯨で腎の活力アップのごはんスープ
⚫︎お魚/鯛で胃の働きアップのごはんスープ
⚫︎今週のトッピング/白胡麻入り粘膜保護のトッピング(14キューブ)
⚫︎野菜/ハトムギと野菜のスープ
昆布水+ハトムギ(約8g)
大根、冬瓜、さつまいも、キャベツ、人参、ゴーヤ、青パパイヤ、赤ピーマン、小松菜、青梗菜、アスパラガス、カリフラワー、おかわかめ、舞茸、りんご、菊の花、三つ葉(生)
ハトムギは老廃物の排出がとても得意な麦。別名イボ取りと呼ばれています。
イボができる箇所の皮下には、滞りがあるものです。
何もない、綺麗な細胞の上にはイボはできません。何かしら溜まったものがあるから老廃物の塊ができるのです。
要らぬものを排出して、すっきりクリアな状態で、秋を迎えたいですね。
⚫︎お肉/鯨で腎の活力アップのごはんスープ
鯨ひき肉(約80g)+昆布水
かぼちゃ、キャベツ、大根、人参、冬瓜、青パパイヤ、ゴーヤ、ズッキーニ、ターサイ、小松菜、モロッコインゲン、アスパラガス、えのき、りんご、バジル(生)、紫蘇(生)
鯨肉は、薬膳では生命エネルギーの源の『腎』活力を与え、血を補うといわれています。
また、絶食状態で子育てをし、さらに休むことなく数千キロを泳ぎ続ける動物。
この驚きのパワーは鯨が大量に持つ「バレニン」という、アミノ酸物質に秘密があるとされています。
「バレニン」とは、疲労回復の効果(乳酸の分解)、認知症、活性酸素の除去といった効果が、マウス実験から報告されている物質です。
さらに、ビタミンAが豊富で目の健康にとても大活躍し、低脂肪・低コレステロール。高たんぱく・高鉄分!
脂肪分もDHA・EPA・DPAを青魚並みに多く含み、とても栄養価の高いたんぱく源です。
⚫︎お魚/鯛で胃の働きアップのごはんスープ
鯛半身(約70g)+昆布水+もずく
じゃがいも、冬瓜、キャベツ、人参、蓮根、ゴーヤ、青パパイヤ、ピーマン、小松菜、ターサイ、モロッコインゲン、アスパラガス、しめじ、りんご、紫蘇(生)
薬膳で、鯛は胃腸の働きを促進して腎に活力を与え、気血を補って水分代謝を高める作用があるとされています。
気力もアップしてくれたりもして、語呂合わせで『めで鯛』でもありますが、
体にとっても、元気をもたらし整えてくれるので、お祝い事にもぴったりだったりします。
栄養学的にも、筋肉や臓器などを作るタンパク質がタップリ含まれており、
また、血圧を正常に保つタウリンも豊富なので肝臓の予ケアにも最適で消化のよい魚です。
⚫︎今週のトッピング/白胡麻入り粘膜保護のトッピング(14キューブ)
白胡麻、冬瓜、紫キャベツ、大根、長芋、さつまいも、人参、フェンネル、空芯菜、赤ピーマン、舞茸、パセリ、寒天
※解凍して、いつものごはんにプラスするだけ
※朝晩1キューブ、一週間にコツコツとあげてください
※嗜好性をアップするものではありません
乾燥が始まる季節。
乾いてしまう前に、潤いをもたらす食材で、保湿力をアップしておきましょう!
この季節の乾燥予防にオススメの食材は、白い食材、白ゴマ、白キクラゲ、本葛、山芋、卵、チーズ、牛乳、豆乳等です。
今週も健やかな一週間でありますように。
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