5月も本日でおしまい。明日から6月ですね。
気圧グラフは、上昇注意報かと思えば、爆弾低気圧で急降下！みたいな日が続いています。
疾患を抱えている犬たちや老犬さんたちには、なかなか不安定な毎日かと思われます。
体がぽっちゃりむくみのある犬は、しっかりと排出を。
うんちがパサパサで水分が足りない犬は、水分補給を。
毎日のごはんやおやつに何をプラスするか、引き算するか、ほんの少し意識するだけでも違います。
うちの子はどっちかな〜？を意識して過ごしてくださいね。
今週は余分な水分を排出する事。
消化をサポートする事。
をポイントに意識して仕込みます。
＜今週のラインナップ＞
⚫︎野菜／フェンエルとはと麦でむくみ取りの野菜スープ
⚫︎お肉／牛の赤身と根菜のごはんスープ
⚫︎お魚／小鯛グリルとひじきのごはんスープ
⚫︎今週のトッピング／フェンネルで消化促進のトッピング
⚫︎野菜／フェンエルとはと麦でむくみ取りの野菜スープ
昆布水＋フレッシュフェンネル＋はと麦（約10g）
セロリ、キャベツ、大根、小松菜、きゅうり、ズッキーニ、じゃがいも、人参、ブロッコリー、春菊、ベビーコーン、こごみ、若うど、はなびら茸
フレッシュフェンネルが出回る季節がやってきました！
日本では茴香（ウイキョウ）と呼ばれているハーブです。
最古の作物のひとつとして知られており、また、アングロサクソンの神聖なハーブのひとつとされているフェンネル。
古代ギリシャでは女性を美しくするハーブとしても用いられてきたそうです。
それには、体内の毒素を排出する利尿作用が高くむくみの解消に有効で、さらに腸内環境を整える、胃の調子を上げてくれる、
消炎作用も高く、咳止めにも有効とされています。また。古代ギリシャから母乳の出をよくするハーブとしても利用されていたそうです。
⚫︎お肉／牛の赤身と根菜のごはんスープ
牛肉の赤身（約70g：生計）＋昆布水
キャベツ、大根、ビーツ、人参、ズッキーニ、赤ピーマン、さつまいも、きゅうり、ベビーコーン、小松菜、春菊、こごみ、若うど、生きくらげ
今週は牛肉です。
どんな食材にもメリットデメリットがあります。
これさえ食べていれば大丈夫なんて、都合のいい食材はありません。
犬に牛肉を勧めないドクターもいらっしゃいます。
それは、牛肉の豊富な鉄分に依るのも、一つだと推測されます。
鉄分は体の隅々に酸素を届けるためには、とても重要な働きをしてくれます。枯渇すれば各臓器に必要に酸素が届かない。
必須の栄養素です。
逆に、癌と共存している犬には、この鉄分は体の酸化を進めてしまう事から、日々摂取する事を良しとしない。
『鉄分』一つとっても賛否はあります。
また、豊富なビタミンB12は、赤血球を作るには必須のビタミン。また、神経細胞や、DNAの生成の機能維持にも必要です。
不足すると、認知機能の低下や貧血などが起こりやすくなるとされており、健康維持には欠かせません。
このビタミンB12は、植物性の食品には含まれていないので、動物性の食材から摂取するしかないのですが、豚肉や鶏肉と比べると、牛肉には特に多く含まれます。
たまの牛肉で、鉄分＆ビタミンB12の補給をしてください。
⚫︎お魚／小鯛グリルとひじきのごはんスープ
沼津の小鯛半身（約70g）＋昆布水＋ひじき
小松菜、ほうれん草、キャベツ、大根、人参、きゅうり、ズッキーニ、ごぼう、じゃがいも、ベビーコーン、こごみ、若うど、もやし、エリンギ、オクラ、パセリ（生）
先週に続き、ちょっと奮発！腐っても鯛！！！
小鯛を半身投入します。一枚約70ｇはある、大き目の小鯛です。
脂質が少なく、鯛のたんぱく質はグルタミン酸をはじめとする必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のものです。
鯛のたんぱく質には、旨味成分のイノシン酸が豊富に含まれています。
このイノシン酸は、分解速度が遅いので調理してから長時間経っても、旨味成分が存分に残っていると言われています。
この特徴から「腐っても鯛」と言われるようになったそうです。
また、アレルギーの原因となるヒスタジンが少なく、消化吸収力や抵抗力の弱い老犬や腸のバランスを崩している犬にもおすすめのお魚です。
⚫︎今週のトッピング／フェンネルで消化促進のトッピング（14キューブ）
フェンネル、大根、さつまいも、人参、小松菜、キャベツ、ベビーコーン、ブロッコリー、ズッキーニ、春菊、ごぼう、はなびら茸、オクラ、もやし、セイロンシナモン、青のり、寒天
フレッシュなフェンネルをふんだんに使って、フェネルや大根の持つ消化促進のサポート力と、排出能力の力を借りて、本格的な梅雨の前に、全体的に整えてくださいね。
今週も健やかな一週でありますように。
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